七十路日記

日々の思いつき独り言

遅れてきた痛み

晴れ。

まだ残雪はあるが暖かく感じられる今日この頃。


先月の20日に凍った道で転んで、

頭も打ったけれど大した痛みも無く過ごしていたが、


28日の朝からめまいと打った頭の部分が痛みだして顔が歪むほどだった。


それは周期的にグァ~ングァ〜ンと痛んだ。


仕事は休みだったが病院に行こうか悩みつつ、

夜は痛み止めを飲んで我慢した。


翌日、

いざという時、

すぐ病院に行けるよう、

診察券やお出かけようのバッグやコートも車に乗せて仕事に出た。


仕事中は前日ほどの痛みも無く、

仕事はできた。


家に帰ってきてゆっくりしてると、

ぶつけた部分の痛みがぶり返し、


夜布団に入ると、

神経が集中するのか痛みが増す。


明日こそ病院に行こうかか迷いながら、

朝になると痛みが和らいで、


土曜日と日曜日を我慢して、


月曜日に脳神経外科に行った。


取りあえずMRIで画像を取ったが以上無し。


安心するも痛みはある。


お医者様に年を取ると痛みが遅れるのか、と聞くと、

そんな事は無い。と言われ、

打った皮膚が痛いんだろうと言う。


こぶも無いが触ると痛い。


グァ〜ングァ〜ンと痛かった頭は、

いつの間にかジワ〜ンジワ〜ンの痛みに変わっていた。


少しずつ、

少しずつ、

痛みは小さくなった。


2月28日の衝撃的な痛みの時、

死ぬかも、と思った。


なぜか怖くはなかった。


もう70年も生きたから死んでもいいと思った。


そう思ったから病院へも急がなかった。




そんな思いの時に、

我が惣菜屋は、


寿司部門を工場に移した後の、

空いた部屋でサラダを詰める事になった。


今までの仕事の他に、

サラダを詰めたり下準備は余計な仕事だ。


今はまだ、

工場から教える為の助っ人が来てくれてるが、


いつもの仕事が忙しいから、

サラダ作りはほとんど助っ人がやってくれてる。


覚えるのに時間がかかりそうだ。


その内助っ人も工場に帰り、


年寄り3人組を含めて5人だけで、

スーパーの惣菜部門でサラダ作りが増えて、


余裕だった我々はまた、

休みも少なくなり、


疲れた疲れたの大合唱になりそうだ。



しかし、

忙しい、忙しいと、

そちらに気を取られて、


頭の痛いのに気が回らなくなったのかも知れない。


今は頭の痛みが無くなった。



忙しいのはきっと良いことだ。