七十路日記

日々の思いつき独り言

いや、いや、いや

晴れて暖かい。


とうとう桜開花。

残念なのは山桜。


私がソメイヨシノを見る機会は一生無いかも知れない。



道東も例年より春が早く、

農作業も早まっているようで、


農家からのお弁当の注文が入り出した。


お弁当を作って配達するのは工場だが、

注文の電話はスーパーの惣菜屋にかかってくる。


電話の相手はこちらの忙しさなど知った事ではない。


さて、

82歳のばあさんは電話が鳴っても絶対出ない。


今まではいい。


電話の受け答えができる人が必ず2人は居たから。


Rさんが居なくなって、

誰かが休みのふたり体制になったとき、


困る。


ばあさんは揚げ物のパック詰めしかできない。


いや、パック詰めだけでもやってくれる事は有り難い。


後片付けや掃除もやってくれる。


他の事で手が離せない時に電話が鳴ったらどうするか。


作業をほっぽらかして電話に出るしかない。



スーパーの陳列棚に商品を並べるより、

注文を受けるのが優先だから。


いや、いや、

82歳のおばあさんが居てくれて有り難い。


居なければ、

スーパーの惣菜部門は無しになるだろうから。


いや、

無くなった方がいいような。

やるしかない

午前中雨で後曇り。


桜の木が何気にピンクっぽくなってきた。


晴れれば蕾が開きそう。



Rさん。

事務の社員にこだわって、

土日祭日休みの、

別の募集にチャレンジしたみたい。


今回は合格して、

この職場5月5日が最後だそうだ。


どうする。


残るは80ばあさんと70ばあさんと50歳前のお局様の女3人。


惣菜屋の見捨てられた墓場のよう。



昨日、

たまたま会った専務に、

Kじいさんを戻してほしいと言ったら、


Kじいさんは工場でやり甲斐を見つけたみたいで張り切っている。と言う。


そして、

こちらのお局様もKじいさんが帰ってこなくてもいいと思っているみたいだとも。



こんな事になるなら、

年明けにさっさと辞めておけば良かった。


人手不足の田舎町。


年齢不問の募集はそれなりにある。



今日、

Rさんが休みだった。


80過ぎた同僚のばあさんが、


今まで見向きもしなかった、


明日の仕込みのやり方を教えてくれと言う。


80歳過ぎても働く気持ちがある人は前向きだ。


見習わなくては。


気持ちがゆらぐ。


辞めたいとも言えない。


なるようにしかならない。

田舎

晴れ。


ぬりえ挫折。


夕べの食事支度中に、

目の奥の痛みと久し振りの頭痛。


身体が熱く血圧が上がっていそうな感覚。



ぬりえの細かいますを、

ゲーム感覚でぬり潰していた。


最近は乱視にも合わせた老眼鏡ではなく、

拡大鏡を使っている。


長時間、

間に合わせの拡大鏡で目を酷使した、

それが原因だと思う。


彩る楽しさより、

ぬり潰していく達成感で、

我ながらまだまだ集中力も根気もあるなと自信は持てた。



しかし、

気力が残っていても、

身体の老化は止められない。


眼鏡をかけないで楽しめるのはTVだけで、


本もインターネットも眼鏡無しでは見られない。




朝は休みでも5時から起きて、

家事を済ませても8時前。


時間を短く区切って、

買ったぬりえ1冊を仕上げるしかないかな。


都会に住めば、

いろんな催があって、

退屈はしないだろうな。