七十路日記

日々の思いつき独り言

年を取っても働ける職場

雨。

雪ではないから寒くはないということか。


スーパーに入る惣菜部門にサラダ作りを持ち込んで、

お局様の留守中に工場からお手伝いに来てくれているWさんは77歳だそうだ。


先日、

サラダに異物が入っていると、

お客様からの苦情があって、


電話の主のお宅まで、

代わりのサラダとお菓子を持ってお詫びに行った。


サラダの中に入っていたのは、

袋の切れ端。


そのサラダを前日に準備したのはRさん。


翌日パック詰めしたのはWさん。


値段を付けたのは私。


なのに、

工場長に状況を話す時、

私がWさんに責任を押し付けた形になってしまって、


後悔した。


ホントに申し訳ない。


工場長は以前、

サラダに白髪が入っていると苦情があってお詫びに行ったら、

そのお客様が、

白髪を1本ぶら下げて、

こんな白髪の老人を使っているのかと、

すごい剣幕でまくし立てられたそうだ。


そんな訳で、

食べ物の商売だから同じ失敗をしないようにと注意された。


工場長は亡くなった店長の奥さん。


年中無休で働いていた店長と同じく、

無休で働いているようだ。


惣菜屋の社長から休むように言われても、

人が足りなくて休む訳にはいかないようだ。


若い人が入ってもすぐ辞めてしまう職場環境。


朝が早くて、

子育て中の人は無理。


やっぱり定年退職した、

白髪混じりの年配者が、

小遣い稼ぎで入って、


辞める事なく、

80歳過ぎまで働けて、


年寄りにとってはいい職場のようだ。


私はまだ70歳。


後10年は働けそうだ。