七十路日記

日々の思いつき独り言

召使い失格

21、22日は晴れて超暑かった。

今日は夜中に降ったらしい雨も上がって曇り。


今日も職場は人が足りて、

私は午後出勤。



急遽休みになった先日の土曜日。


家事も終え、

ブログも書き終えて、


最近寝てばかりの老猫をかまいに行ったら、


1本の伸びた爪が肉球に刺さり込んでた。


あれ〜、


肉球から爪を抜こうとしても、

猫、嫌がって足に触らせてくれない。


こりゃあ大変だ。


いつもの動物病院は土曜日も開業しるのを知っていたので、

すぐ電話を入れた。


10時に来て下さいと言われたので、

その時間に行くと、


獣医さんが待合室の掃除をしていた。


働く人には土日を休みにして、

土曜日は獣医さんがひとりで対応しているようだ。


10時が始まりだったのだろう。


PCも立ち上げてなかった。


何気に病院関連は9時が開始だと思っていたが、


動物病院は個人経営。

町のお店が開店する10時が始まりでも当たり前か。


猫を診察台に上げて体重を計った後、


直ぐに爪切りをしてくれたが、


エエー、

そんなトコから切っていいのですか?


と声を出して驚いた。


普通の声で獣医さんは、

神経が通ってないから大丈夫。と言って片方が終わり、


もう片方の爪の刺さり込んだ足の爪にかかった。


嫌がる猫の首にはエリザベスの枠をはめて、


私が助手となって、

暴れる愛猫の手足をしっかり押さえて、


猫にとっては拷問の時間だった。


同じ方の手の先に黒くて硬い伸びた揖保があった。


獣医さんが言うに、


そこも爪が刺さって、

折れた爪が残って揖保になったと言う。


引きだしからペンチを取りだし、

揖保を引っこ抜いた。


猫、

ギャーギャー喚く。


傷口に薬を塗って、

テーピングをして、

化膿止めの注射を打ってくれた。


計8千140円。



家に帰って来ると、

私から逃げる。


夫がテーピングした手を触っても、

大人しいのに、


私が触ると、


噛み付こうとする。

爪は無いが牙はしっかりある。



やあやあ、


夫より私を大好きだったはずなのに、


その夜から、

私の枕元から猫が居なくなった。



昨日辺りから、

傷のあった手を触っても嫌がらなくなった。


傷の痛みが取れたのだろう。


私の寝床に来なくなっても、

夫の寝床にも行かない。


寒くなれば、

私にイジメられた事も忘れて、


また私の枕元に来て寝てくれるだろう。


今まで、

爪は尖った先っぽしか切らなかったが、


今回、肉球からはみ出ないほどに切って、


さて、

次伸びたとき、


爪を切らせてくれるか心配だ。


夫婦で猫の召使いを自称していたが、

召使いも失格だ。