七十路日記

日々の思いつき独り言

私の行く道

曇り。

蒸し暑い。


一昨日の休みの日に、

40代のお局様から、

土曜日は人が足りてるから休んでいいよとラインが届いた。


そんな訳で、

今日は今月に入って初めての朝出勤。


私はやっぱり仕事が好き。

充実感がある。


家に居ると、

時間がたっぷりあっても、

なぜか何かやろうとする気力が出ない。


仕事は決まった事をこなすだけ。

時間との勝負で疲れるが、

慣れてしまえば楽しささえある。


お局様は私に、

しばらく休んだから疲れたでしょ。

もう帰っていいよ。と言う。


休んでいい、とか、

帰りなさいとかは親切心。


明日から本当の七十路が始まる。


今日は最後の60代。


今日の私と明日の私に何の違いもないが、

70代というくくりは、

周りからおばあさん扱いされても文句は言えない。


素直にばあさん扱いを喜ぶ気持ちに切り替えよう。



今日は母の一周忌の法事。

長女から写真が送られてきた。


兄と兄の息子家族一組が参列できたよう。


母の淋しい一周忌法要。



姑が亡くなった時はまだコロナの影も無かった。


お葬式は普通に、

親戚一同が集まり、

ご近所さんや知り合いも参列してくれた。


しかし、

四十九日法要がお正月にかかり、

お坊さんから暮れに早めるよう頼まれた。


お葬式に集まった親戚の一同は、

またお正月に会えるね。と喜んでくれてたが、


暮れは皆忙しかった。


我が家の子供達も来られなくて、

隣町に住む義兄と我々夫婦の3人だけで、

広いお寺の本堂で淋しい法要をした。


その後、

コロナで大騒ぎになり、


一周忌の時には、

飛行機も飛ばない状況で、


義次女も来られず、

我が家の長男家族と次女と、

義兄と我々だけの、

やはり淋しい法要になった。


母も姑も老後を淋しく過ごした。


私の行く先の手本。


同じ淋しい暮らしなら、

母のように認知症になってしまった方が幸せかも知れないが、


できればその前に、

この世とお別れしたいものだ。


私が死んだ後も、

お葬式には子供達だけでいい。