七十路日記

日々の思いつき独り言

疲れが溜まる

晴れ。

暑くもなく、

寒くもなく丁度の気温。

1年中今日みたいな日だったらいいのに。



今日はお局様とふたりの仕事。

超キツイ。


仕事の早いお局様について行くのがキツイ。


20歳の年の差でこうなんだから、

40歳も年上のKばあさんが、

お局様とふたり仕事の時、

迷惑をかけてると歎くのも仕方ない。



若い頃、

老人は見た目だけが年寄りだと思っていた。


自分が仕事を辞めた老後はやりたい事がいっぱいあって、

楽しみとさえ思ってた。


いざ年を取ったら、


身体のあちこちが痛くなり、

根気が無くなり、

集中力も無くなり、

体力も無くなり、


未来という時間も少なくなり、

夢や希望も無くなった。


Kばあさんは、

あんたはまだ若いと言う。


たった10歳差の年上と変わらないと思うけど、


たった10歳差の年下とはずいぶん違うと感じるから、


Kばあさんが見る、

10歳年下の私はやっぱりまだ若いのだろう。


あぁ疲れる。


休みは明後日。


待ち遠しい。

お店が休めばいいのに

曇り。



街路樹のライラック満開。


総菜屋のスーパーのテナントの従業員の人数が足りないのに、

本店の工場からも人をまわす事ができなかったのは、

工場自体も人手不足だったから。


一昨日の朝早く、

出勤した工場長がたおれて、

救急車で病院に運ばれたそう。


2週間の入院だそうだ。


休み無しで働いていたみたい。


昨年に、

コロナのせいなのか、

仕出しも請け負うホテルが閉館した。


その影響で、

我が惣菜店に弁当の注文が大量に来るようになって、

毎日工場も大忙しみたいだ。


工場も私ぐらいの老人が多いようで、

中心人物の工場長が抜けて、

更に大変だろう。


どこもかしこも人手が足りず、

今居る人間だけで大量の仕事を抱え込んで、


いっその事、

我が総菜屋も休業したら?なんて思ったりして罰当たりな私。


一番罪なのは、

コンビニ等の影響で、

スーパー自体に休みの日が無くなった事だ。


と私は思う。

生き方を学ぶ

晴れ。

二日続きの夏日。

外は暑く、

スーパーの中は冬場と変わらないぐらい寒い。



昨日の休みに、

ライバルスーパーに買い物に出かけた。


家に帰って来ると、

ゴルフに出かけた夫から電話があった。


夫の携帯に警察から連絡があったそうだ。


買い物に行ったスーパーの駐車場に停めていた私の車に、

接触した人がいて、


スーパーの店内で、

呼び出しの放送をかけてもらっている間に、

私の車がいなくなって、

警察に連絡をしたらしい。


ナンバーから持ち主の夫が分かり、

私に連絡がきた次第。


すぐに、

スーパーに行けば、

パトカーと腰の曲がった老婦人が待っていて、


事の次第を聞き、

手続きをした。


言われなければ気がつかないようなへこみ。


事故を起こしても、

人目が無ければ知らん顔で逃げる人がいる世の中で、

こんな正直者も居るのだと感心した。


婦人は謝ってくれたが、

私も警察まで呼んで捜してくれた事に感謝した。



ほっといても気がつかないほどのへこみ。


相手の保険会社から、

我が家の修理工場へ電話が行き、

直してくれるそう。


あの正直な老婦人の残りの人生は、

きっと幸せに生きられると思う。