七十路日記

日々の思いつき独り言

生き甲斐

晴れ。

日中は暖かくても朝晩は寒い。

すっかり秋だ。


年老いて、

楽しい嬉しいの感情が少なくなったのは何故か。


考えてみた。


子供の頃は、

短いサイクルでイベントがあった。


遠足だったり、

運動会だったり、

学芸会だったり、

地域のお祭りだったり。


中学生の頃から、

運動クラブに入り、

練習の成果が試せる試合があったり、


充実した時間を過ごせた。


あれをしたい、

これをしたいと計画を立てた青年期。


行動力もあって達成できた。


あの頃は何もしないで後悔するより、

失敗してもやって後悔した方がまし。って思っていた。


結婚後は、

子供と一緒に、

自分の子供の頃と同じ、

運動会や学芸会、

お祭りに参加して、


子供関連でママ友付き合いも増えて、

気の合う友人ができ、

やれカラオケだ、

ソフトバレーだ、

ボーリングだと、


仕事が終わった後の夜に、

毎日のように遊びに行った。


勧められて社交ダンスも習った。


楽しい楽しい母親期。


姑はいい子ぶりっ子で評判を気にして、

私を外に出してくれた。



3人の子供が巣立った後も、

しばらくはママ友交流はあったが、


それぞれの義両親が歳を取り、

介護や死別等で生活が変わり、

更年期を迎えた自分達も体調不良になり、

付き合いも遠退いた。


姑の介護があった時、

姑から解放された時を思う希望があったけど、


いざ解放されても、

すでに私は67歳。


自転車操業の自営業だったので貯えも少なく、

夫婦共、

生活保護者の受給より少ない国民年金。


今は働いて、

お給料をもらう時の楽しみしかない。


不安しか無い老後生活。


本来ならば今が老後だろうけど、

働けなくなった時の生活の事。


最近はお金を使わない楽しみの、

達成感が得られる手芸の趣味も始めて、


このまま、

死ぬまで現役生活を続け、

できれば82歳で死にたい。


後12年。


できそうな気がしてきた。



あんなに痛かった膝も、

痛みは少し残っているが、

歩くにも階段を上るにも支障は無くなった。


8月1日にコロナの予防接種を受けて、

8日の誕生日前から少しづつ、

膝に痛みが出てきた。


70歳の声を聞いたらやっぱり人並みに膝も痛くなるのか、と思ったが、


ぶつけてもなく、

傷もないのに、

あの熱を持った腫れと痛みは、

一体何だったのか。


今のちょっとした痛みも、

膝よりちょい上の筋と膝のちょい下の筋の痛みだ。


お医者様はそんな訳は無いと言い切るだろうけど、


予防接種の副反応ではないかと思うようになった。


この次の予防接種は、

オミクロンに効果有りと言われても、


私はもう受けない。