七十路日記

日々の思いつき独り言

お金を貸す側

昨日は朝から雨で、

最高気温は16℃だったと言う。


今日は雨も上がり、

それでも最高気温は19℃だそうで、


内地の酷暑を思うと、

この地域に住んでいて良かったと思う。



旅行に出る事で、

1日は予防接種。

2日は病院。

3日はお土産を送る為の休みを取っていた。


4日には飛行機に乗るはずだったけど、

中止にしたので、


明日から通常通りの仕事が始まる。



今朝早く、

夫の従兄弟の奥さんから電話がかかってきた。


先日、

共通の知り合いが亡くなって、

枕花の立て替えをした。


その代金がまだ返してもらってない。


私はいつでもいいと言ってある。



昔、彼女は金遣いが荒かった。


あちこちに借金をして返せなくなって、

自己破産する為に、

一旦離婚した。


長男の結婚を機に復縁し、

長男家族と一緒に隣町で暮らし始めた。


私も2万円を貸したままだった。


でも、

貸したままならもう貸してと言われないだろうし、


お餞別と思えばいいと貸したお金は諦めた。



しばらく付き合いは無かったが、


親戚だから、

お互いの義両親の死に関わらない分けにはいかない。


あの2万円はお互いの記憶の外に置いて、

親戚付き合いが戻った。



その事は、

彼女も記憶の底に残っているのかも知れない。


今朝の電話で、

今回の借りた1万円の花代は忘れていないから、

この次、

私の住む町に行ったとき、

絶対返すから。と念を押してくれた。



昔、

母から言われた事がある。


人にお金は貸すな。

貸す時は戻ってくるのを期待せず、

あげるつもりで貸しなさい。


私は母に貸してとは言わなかったが、

貧乏家に嫁いだ私に、

自分のボーナスが出ると、

まとまったお金を送ってくれた。


長女は私に貸してくれと言うから貸した。


50万円の借金で月2万円の返済をしてくる。


母は偉かったなあ。


私は人間が小さい。


返さなくてもいいとは言えない。