寒い家
晴れ。
超寒い。
我が町の最低気温は−20℃を上回っていて、
新聞を取りに行った朝6時の我が家の玄関に置いた温度計は、
−10℃だった。
玄関は外とガラス戸1枚でしか仕切られてないから、
当たり前と言っちゃあ当たり前だが、
お粗末な断熱材の古い住宅と言っても、
さすがに北国の建物だから、
玄関のたたきと玄関ホールの間にも仕切りのガラス戸があって、
1日中火の気の無い玄関ホールでも、
氷点下になる事は無いだろう。
しかし、
居間のストーブがガンガン燃えていても、
暖かいのはストーブの前だけ。
動けないわぁ。
晴れているから、
太陽の陽が居間に差し込むようになったら、
冬眠中の熊が春先に穴から出てくる感じで、
私もストーブの前から離れられるだろう。
冬になると、
この家は終の棲家としては無理と思う。
働けなくなる前に、
家土地を手放して、
公営住宅に移りたい。
その為にはやはり荷物をもっと減らさなければ。
老猫が生きている間は無理だけど、
いつだか30年生きる猫も居ると聞いた。
我が家の猫は19歳。
後10年生きたら私達は80歳を超えちゃうよ。
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